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パテスへの想い

びわこ学園に勤めて25年が経ちました。
私が養成校を卒業した時代はファシリテーションテクニックが全盛期でした。それは子どもたちに外的な操作を加え、運動パタンを変化させることで中枢神経系(脳)に影響をあたえるということができるという考え方でした。
当時の私はその革新方法を身に着けることで、子どもたちを変えることができるのではないかという幻想の中で日々仕事をしていました。

しかし、現職場に勤めたときその幻想は見事に打ち砕かれました。そこには、私が今まで出会ったことのない重い障害をもった人たちの命と生活がありました。

「本人さんはどう思ってはんのや」故、岡崎 英彦 先生は、子どもたちはどう感じているのか、子どもたちの目線に立つことで見えてくる世界があること、寄り添うことの重要性を職員に説いていました。

子どもたちが困っていることは、環境とどの様に折り合いをつけていいのかわからないことです。環境を上手く整えながら子どもとしての成長・発達を育むことを、お手伝いすることが私の生業だと思っております。

少し見方を変えることで見えてくる子どもたちの世界を一緒に共有しながら、成果主義・功利主義に囚われない子どもたちへの支援をみなさまの英知を出し合いながら一緒に考えていければと思っております。子どもたちにかかわるすべての人たちでPATESSを船出させましょう。

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略歴

1982年 理学療法士免許取得
1982-1985年 茨城県厚生連 取手協同病院 勤務
1985-1988年 京都大学医療技術短期大学部 理学療法学科 勤務
1988年ー 社会福祉法人 びわこ学園医療福祉センター草津 勤務

所属

関西医療学園専門学校 理学療法学科 講師同志社大学「こころの生涯発達研究センター」共同プロジェクト研究員
日本子ども学会理事

得意なこと

童謡を歌うこと。思いつきで物を作ること。

好きなこと

子どもたちが楽しめることを考えること
興味のあること:電動移動機器を用いての移動経験が発達に及ぼす影響を研究しています。

論文・レポート・寄稿

姿勢制御・粗大運動機能に障害をもった子どものための機器開発

http://www.crn.or.jp/LABO/BABY/LEARNED/TAKASHIO/GIF/TAKASHIO_GAKKAISHI.PDF

第1回 脳性まひ児(GMFCSレベルⅤ)に対する理学療法

http://www.blog.crn.or.jp/report/07/